院長あいさつ
耳鼻咽喉科は耳・鼻・のどなど、聴覚・平衡感覚・嗅覚・味覚、嚥下（飲み込み）・音声（声）など、患者様のQOL(生活の質)に直結する分、不安を抱きやすい診療科かと思います。
当院では、丁寧な診察とご説明によってそれらの不安を出来るだけ解消するよう努めています。
例えば、必要な方には耳や鼻がどうなっているのか実際に中の様子を画像（内視鏡）でご覧いただき、十分にご説明して不安を取り除いた上で、痛みの少ない処置を行います。
また、耳垢の除去、鼻水の吸引、のどにちょっとした違和感がある、などのお悩みでお困りの患者様に対しても丁寧に対応いたします。時間をかけて聞き取り、その方一人ひとりにあった治療法をご提案しております。
小さなお子様からご年配の方まで、地域の方が安心して通院できる医院を目指しています。
また、当院では、
「スタッフ一同、接遇の意識をしっかりと持ち、お越しいただいた患者様が気持ちよく通院できる環境を提供する」
という基本的姿勢を日頃から心がけて診療にあたっています。
もちろん、治る病気・症状ばかりではありません。
大変残念ながら、慢性疾患などは、むしろ完全には治らないのが普通です。
だからこそ、なるべく快適な生活が送れるように、症状や状況にあった治療法を患者様と一緒に考え、二人三脚でやっていきたいと考えています。
耳鼻咽喉科専門医として地域の皆様に常に寄り沿いながら、一人ひとりに合った保存的治療、手術治療などを考え共に歩んでいけるかかりつけ医でありたいと考えています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
院長
○院長略歴
- 平成4年
大阪医科大学 卒業 大阪医科大学附属病院 耳鼻咽喉科 入局 - 平成6年～
大阪府済生会中津病院などで研修 - 平成10年～16年12月
和敬会・星田南病院 勤務 - 平成17年3月
久保井耳鼻咽喉科 開院
○所属学会 等
- 日本耳鼻咽喉科学会
- 日本気管食道科学会
- 耳鼻咽喉科臨床学会
- 日本口腔・咽頭科学会
○その他
- 耳鼻咽喉科専門医 (日本耳鼻咽喉科学会認定)
- 身体障害者認定指定医 (身体障害者福祉法第15条)
- 補聴器相談医 (日本耳鼻咽喉科学会認定)
- 学校医（摂津支援学校・とりかい支援高等学校）
診療内容のご案内
○耳鼻咽喉科
諸症状の検査や治療を行います。血液検査や点滴治療も可能です。かぜやインフルエンザをはじめ、体の不調でお困りの方はお気軽にご相談ください。
耳鼻咽喉科領域には時々癌が発生します。口、のど、顔・首周りのしこりを見つけた場合、悪性腫瘍でないかかは早めにご相談ください。
●鼻にまつわる症状
・花粉症、アレルギー性鼻炎（レーザー治療、舌下免疫療法（スギ・ダニ）、重症スギ花粉症に対する抗IgE抗体ゾレア®皮下注射治療）
・鼻出血（電気凝固治療、鼻粘膜化学焼灼術など）
・副鼻腔炎
・嗅覚（きゅうかく）障害（コロナウィルス感染10日以上後の方を含む。）
・新しい生物学的注射製剤：ゾレア（オマリズマブ）昨春・今年と従来の治療（内服・点鼻ステロイド両方）を受けているが重症が続くスギ花粉症の方にも有効率が高い。事前の予約が必要。
医療証の使える高校生まで（月500円で済む）の患者様が特にお勧めです。費用に糸目をつけないという方は、高額療養制度は使えるので自己負担限度額をよくお確かめの上ご検討ください。
●耳にまつわる症状
・中耳炎・外耳炎
・難聴・耳鳴り
・めまい・平衡機能障害
・耳垢（みみあか）除去
・補聴器相談・認定補聴器専門店との連携
・聴覚の身体障害認定
●口腔・咽頭にまつわる症状
・口内炎
・味覚障害（コロナウィルス感染10日以上後の方を含む。）
・扁桃炎(溶連菌・アデノウィルスなど)
・魚の骨（鉗子付きファイバースコープ）
●喉頭・気管支にまつわる症状
・声帯ポリープ
・声がれ
●その他
・いびき・睡眠時無呼吸症候群の検査（携帯用の睡眠モニター機器の貸し出し）と治療（CPAP治療（経鼻的持続陽圧呼吸療法）・口腔外科との連携によるプロテーゼの作成）
・首のしこり（頚部エコー検査）
・顔面神経麻痺
○予防接種
● インフルエンザ（秋に限定）
● おたふくワクチン（随時）
● 新型コロナワクチン（摂津のコールセンター経由でご予約）
